バニラ・エアはANA(全日空)の傘下にある格安航空会社(LCC)で、今最も注目度が高まっています。このバニラ・エアが2016年末に成田-セブ島の直行便を就航させたことにより、セブ島旅行が日本人の私たちにとってぐっと近く、手軽なものになりました。実際にバニラ・エアを利用すると、セブ島旅行をどのように楽しめるのでしょうか?
バニラ・エアの就航でセブはもっと気軽なリゾートに。
筆者はフィリピン現地の旅行会社で勤務しています。そのため、フィリピンと日本が関係する最新情報についてもこのブログでご紹介しています。今回は2016年末に成田-セブ便が就航したANA参加のLCC「バニラ・エア」と、就航によってどのような旅程が組めるようになったのかをご紹介したいと思います。
1 日本からセブへの片道が9,880円〜と破格のチケットが存在する
2017年4月現在、バニラ・エアの公式サイトで料金の検索をしてみると、直近の5月でも片道9,880円のチケットを見つけることができます。またの画像のように6月はほとんどの日程が9,880円か、それよりも少し高い程度で購入することができるようになっています。
例えば6月19日に成田を出発し、22日に帰ってくる3泊4日のスケジュールを立てた場合、今予約すれば往復1名当たり19,760円でセブ島旅行を行うことができます。海外旅行の航空券が2万円を切るとは、すごいですね!ちなみにこの料金は、東京大阪間を新幹線のグリーン車で片道移動するときにかかる料金(19,230円)とほぼ同じです。そう考えると、セブ島旅行が本当に気軽になったと実感できるかもしれません。
ただし、バニラ・エアに限らず、LCCのほとんどは常に料金が変動していますので、この料金が売り切れまでずっと続くわけではありません。LCCを自分で手配する場合、日程を先に決めてから値段が安い時に取得すると上手く手配ができます。
スポンサーリンク
2 バニラ・エア利用なら初日の夜もセブ島旅行を楽しめる
これまで成田からの直行便、関空や名古屋からの便も含めて到着は午後の遅い時間に到着することがほとんどでした。フィリピン航空では18時過ぎの到着で空港から出てこられるのが19時ごろ。セブパシフィックもLCCですが、帰りの便が午前5時50分のためホテルを朝3時30分ごろには出発しなければならず朝食が取れないこと、そしてかなり余裕がない日程を組む事になってしまう形でした。
バニラ・エアは行きの便が成田発が正午過ぎであるためセブに到着するのが遅くとも17時過ぎとなります。この場合ホテルに到着するのが18時30分前後になるので、ディナーやショッピングを含めて十分まだ時間があります。更に帰りの便のセブ出発時間は朝の9時30分。このためホテル出発は7時過ぎとなり朝食を取ることができ、更に朝余裕を持って帰国することができます。
最終日の朝に余裕ができることによって、前日の夜何時までセブで遊ぶことができるかがかなり変わってくるため、セブパシフィックよりもバニラ・エアの方がより一層セブ島を楽しむことができると言えます。
3 バニラ・エアを利用する海外旅行パッケージも激安に
昨年から始まったバニラ・エアの成田-セブ便の影響で、セブ島旅行のパッケージの旅程や値段にも大きな変化が生まれました。これまでセブ島旅行は3泊4日が基本でしたが、バニラ・エアを利用すれば2泊3日も可能になっています。週末を使って3連休が取れれば、土曜日の昼に出発して月曜日の午後に帰国するので、家でゆっくり休んで次の日に仕事に行くことも可能となっています。ホテルが1泊分減るためパッケージ全体の料金も安くなります。
セブ島旅行で最近お得なパッケージを販売している旅行会社の1つがDeNAトラベル です。このサイトではバニラ・エアの特集を掲載していたり、セブの最安値パッケージが販売されています。
パッケージを購入することの利点として、
①航空券とホテルを2回手配する手間が省けること
②現地で何かあった時に日本人担当者のサポートが受けられること
③空港ホテル間の送迎が入っていること
④現地のツアーガイドにオプショナルツアーをその場でお願いできること
などが挙げられます。今まで個人手配で旅行に行っていた方も、価格を比較するとパッケージの方が安くなることもありますので、チェックしてみることをおすすめします。
今回は2016年にセブへの直行便が就航したLCCのバニラ・エアの情報と、就航によってセブ島旅行の旅程がどのように変化したのかについて見てみました。フィリピンの観光は見どころがたくさんありますので、セブ以外でも是非検討してみてくださいね!
バニラ・エアを利用したセブ島のツアーを探すなら以下のリンクから
格安海外ツアーなら<DeNAトラベル>
スポンサーリンク