こんにちは。 @taku0415です。海外で仕事をするという選択肢について本ブログでは細やかに発信していきたいと思っていますが、今回は「海外での仕事/転職・就職・起業」という選択肢の選び方、マインドについて考えていきたいと思います。人生の分岐点になる海外への挑戦。その時、どういった感情で決断すれば良いのでしょうか。
海外での仕事に挑戦する人は、年々増加傾向をたどっている他、その年齢層も若年化しています。海外で働く若者がなかなか増えてこなかったのは、一旦就職して30代まで勤めてからの転職が一般的、いわゆる「専門性を身につけてからの転職」が正しいという考え方が未だに根強い他、その逆に若いうちから日本で働かず海外で働くと最終的に日本式の働き方に適用できないという考え方もあるからでしょうか。
その点、海外旅行に行く若者の数が減っていることも話題になったりしていますよね。筆者の周りの友達は結構海外旅行に行ったりしているのですが、全体的に海外旅行には関心が薄れているのかもしれません。しかしながら勤務している人の数が増えているというのは面白いデータではあると思います。
新卒で入社した会社のことを大事にすべし
もちろん日本以外の場所という選択肢を取るために、20代から務めた社内で海外異動があった場合は図らずも海外に出ることになった方もいるかもしれませんし、むしろそういった企業は今後増えていくでしょうから、単に海外で働いてみたいということであればそういった企業に入社してチャンスを待つことも間違いではないと思います。
筆者は新卒で大手教育企業に入社し、約1年間内定者として様々な経験を積むことができました。海外志向が強かったので、台湾の支社にお邪魔させて頂いたり、BOPに関する海外ビジネスコンテストに内定者同士でチームを組み、運良く決勝まで進みプレゼンをしたこともありました。写真はみんなで富士山へ旅行に行った時のもの。とてもとても楽しかったです。
筆者にとってだけでなく、恐らくほとんどの方が最初に正社員になった会社やその同期とはかけがえのない時間を共有していくと思います。それは大卒でも、高卒でも、中卒でも、専門でも、そんなことは全然関係ないと思っていて、期待と不安が入り混じった中で支えあった経験がそうさせるのかな、と感じます。
それでも、会社の同期と同じ会社で、定年までずっと一緒に働いていくという時代からはもう、日本はどんどん離れていっています。自分が同じ会社で働いていても同期が辞めていくこともあります。逆に自分が辞めることももちろんあると思います。筆者は新卒で入社した会社を退社し、自分の選択であえて一般には「難しい」と思われる選択をしました。それが海外就職でした。
会社から離れるということは、所属を解かれるということ、会社の仲間ではなくなるということです。それでも、同期の人間関係は続いていきます。お互いの苦労は想像でしかわからず、手に取るようには感じられなくとも、それはそれでお互いの問題として進んでいきます。
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前職を批判して海外に出るな
海外に働く場を求めていく20代の方々には、是非こういうマインドを持って挑戦してほしいと筆者は考えています。
「前職よりも海外で働く機会の方が、自分にとっては必要だった」
日本以外で働くということは自分の周りに様々な影響を及ぼすことです。それでも挑戦したいと思って行動するのであれば、特に今働いている場、今の環境をマイナスに見るのはあまりオススメできません。あくまでも、比較した結果今自分が挑戦したいのがこの職で、かつそのビジネスの場が海外であるから、挑戦したい。そういった心づもりで動いていれば、人も理解してくれますし、自分自身も周りに対して失礼なことをいうことがなくなるのではないでしょうか。
どうしても会社を変えること、環境を変えること、それが海外となると、大きな判断の連続となります。20代の経験値では対応できないことも少なからず出てきます。そういった時に嘘をつかないこと。そして、前職の環境に感謝しつつ、折れない強い心で進んでいくことがとても大切だと思います。
筆者は20代で転職をして海外に飛び出したことは自分にとって本当に良かったと思っています。これは前職を退職した日から変わりません。人事担当の方に「君はこの会社を辞めて海外に挑戦するということだけど、海外なら自分がしっかりと働けるイメージはあるのか?」という質問を頂きました。その時自分は迷わず「はい!」と言うことができたことを今でもよく覚えています。それが本心で、自分の求めているフィールドへ犠牲を追っても進みたいと思った気持ちに嘘はなかったのです。
変化の中では自分を繕うことは後々綻びを産み、自分の首を強く締めてくことになると思います。誠実な真っ直ぐな気持ちで是非海外での仕事に挑戦してみてください!
若いうちから世界を見るということは、どんな国のどんな仕事であっても自分の糧になると筆者は考えています。それは給与の大小や忙しさで測ることができることではありません。その経験が、他の人はまず得ることのできないものであればあるほど「面白い」ということです。そしてかけがえのない海外での経験を持って帰国したこれからの世代の日本人が、今度は日本を元気になる原動力になれるかもしれません。
本当に海外で働きたい!と思ったら、それはもう行動するしかないのです。
皆さんも心が決まったら行動ですよー!
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