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【英語学習】【読む】侮るなかれ!絵本が持つ効果的英語学習の可能性

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英語学習に取り組んでいる皆さんの中には、自分で独自の勉強法にたどり着く方も少なくありません。勉強の方法は人それぞれで、ベストなやり方は勉強をしながら見つかってくることも多いと思います。そんな中で筆者がおすすめしたい「英語を読む」スキルの導入は絵本です。その効果や優位性についてご紹介します。

絵画に出る前に英語を勉強したい!と考えている方にまずアドバイスしたいのは、海外で使うのに日本人が持っていないスキルは4技能のうち「読む」ことだと筆者は考えています。「話す」ことは慣れで乗り越えることができます。「書く」ことは仕事上慣れざるを得えません。「聞く」ことは生活していればいくらでも自動的に学びます。しかし、英語を「読む」というのはメールを読む機会があればまだ学べますが、文学や新聞をネイティブレベルで読み解くには、一般の日本人と英語圏の人たちの間に相当のギャップがあることを知る必要があると思います。その中で今回英語を読むスキルを向上させるための導入段階では「英語の絵本を読む」ことをおすすめしたいと思います。

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 絵で判断できるので躓かないで読み進められる可能性が高い

英語を読むことで最も大切なのは、つまずいて「めんどくさい」「つまらない」と感じてしまわないようにする事です。読むスキルを高めるには読むしかありません。もちろん単語がわからなければそこで止まってしまいますし、更にわからない単語が連続で出てきてしまうと、いきなりそれまでのストーリーが崩れてわからなくなったり、「ここまで読んできたストーリーって自分がそう思っていただけで間違っていたのでは?」と感じて読み戻ってしまったりします。これではいつまで経っても楽しくない→続かない→結局辞めてしまうという流れが目に見えています。

はっきり言って、やる気を出していきなり厚い洋書にチャレンジするなんて無理だと思った方がいいと思います。50ページもいかない間に限界が訪れて本を放り投げてしまいます。段階を踏まなければできないこともあるのですから、ゆっくりやっていけばOK。そんな時に絵本はとても効果的です。

ストーリーはたいていの場合絵で判断できます。そのため、分からない単語が出てきても「多分こういった意味だな」と思いながら調べて「あーやっぱりな」と次に進む転ができるのです。小さなことに感じるかもしれませんが、「うわー全くわからない」と感じて単語を調べるのと、大体予想して正確な意味を調べるのでは定着の度合いが違います。全く知らないものを新しく知ることと、予想したものが当たるのでは自分の中で納得感が違うからです。

また、連続してわからない英単語が出てきてしまっても絵本の場合はストーリーが簡単であることが多い上、絵で大体話の内容はわかっているので1つのセンテンスを飛ばしてしまってもあまり問題はありません。ちゃんと取り組むのであれば読みきった後に単語を調べても良いと思います。とにかく止まらずに、絵を見て楽しみながら読み終えることが一番大切。その時点で既に小さな本=これまで読んだことのなかった長さの英文、を一気に読み終えたという事実が残ります。学ぶためには継続性が必須。できるという自信も必要。そして楽しさ!英語の絵本は大人の勉強だからこそ意味のある媒体であると思います。

 

https://www.instagram.com/p/5Pz9Vvyyf4/

セブ・ダバオの公園では英語とセブアノ語が混ざった会話が聞こえる

新しい単語が絵の記憶で定着しやすい

新しい単語を覚えるために正直一番効率が良いのは単語帳だと思います。スケジュール管理ができること、簡単に振り返り学習ができること、そしてCDがついていれば音声で耳からの学習も可能です。しかしながら単語帳を1度でも使って勉強したことのある方なら誰でもわかることですが、最も大きな問題は「継続性」で、スケジュール管理を一度したとしてもそれが崩れたりモチベーションの上下動で結果的には上手くいかなかったりします。そのためにスケジュールには常に余裕を持って学んでいくことが大切です。これならできる!と感じる頻度より少し緩めに設定して、それを必ず守る。そしてそれ以上ペースは上げないということが大事かなと思います。

そんな中で何故絵本が単語の勉強、しいては英語を読む力に繋がるのかというと、その定着率です。単語帳の場合序盤の単語はかなり深く定着する一方で中盤以降の単語は繰り返しの数が少なく、雑多な印象となって記憶から抜け落ちる傾向にあると思います。この経験がある方は少なからずいらっしゃると思います。

単語の記憶は関連付けが大切です。「あのバーで外国人と話した時のあの一言」「ジムで流れてきた洋楽」「クリスマスソングの定番のサビ」「映画の有名なシーンの決め台詞」などなど、記憶に定着しやすいシチュエーションというものがあります。これを作っていくことが大切なのです。絵本はその点で単語帳よりも優位性を持っていますが、単語帳でもCDもしくは音声が付いていると定着率が格段にアップしてきます。筆者が使ってみて海外で働く際に役立ったテキストは別記事でご紹介しています。

 

安い、手に入りやすい→手軽に取り組んでみよう!

何よりも手軽さが持ち味の絵本での学習。個人的には幼稚園や義務教育にも導入されれば良いなと考えています。大人の勉強だからこそ手軽さや取っ付きやすさ、継続性と効率的な定着が求められる英語学習。是非絵本を楽しむ気持ちで始めてみてください!

 

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