ワタリドリ

海外就職・転職から国際結婚、語学勉強や国際協力事業など全て筆者の経験から発信します。

場所に囚われない
生き方を望む人に贈る
海外関連情報ブログ

新卒からの海外就職は是か非か?

スポンサーリンク

海外で働いて一旗揚げる!と考えている人や、自分の経験を高めて帰国後大きく成長したい!と考える人。海外就職の目的は本当に多種多様で、個人の現状と目標がマッチしたときに初めて海外に出る!という発想が生まれるのではないでしょうか。今回はそんな中でも新卒から直接海外に出ることは是か非か?というトピックを考えてみます。

 

今回のトピック「新卒からの海外就職は是か非か?」は、過去記事で発信した情報を総合して考えるとよくわかると思います。ですので、考察を述べながら過去に配信している記事も参照して頂き、多角的な視点から考えてみたいと思います。

 

まず、筆者が20代で海外への就職・転職を考えて欲しい!
と思う3つの理由について過去記事を参照してみてください。

 

 

www.overseasworking20s.work

 

この記事では、3つの理由を以下のようにまとめています。

 

1 文化に適応できる「自分のスポンジ」が柔らかい方が良い

2 語学に関しても時間を割くなら絶対20代まで

3 海外就職が特殊な経験となるのは20代まで

 

20代で海外に出ることには、この3つの観点から意義があると筆者は考えています。1と2は自分の問題、3は今後を踏まえた社会からの評価の問題ですね。

 

メリット・デメリットから考える新卒海外就職

 

新卒から海外に出るということについては、これも過去の記事で紹介しているのですが、「20代で海外に出るメリット・デメリット」をよく考える必要があります。これは新卒に限ったことではないのですが、特に新卒で海外に出ることを検討している方には必読の内容になっていると思います。アクセス数も安定して高い記事なので、関心度も高いものと思われます。

 

www.overseasworking20s.work

www.overseasworking20s.work

 

2つの記事ではそれぞれ、
3つの観点でまたメリットとデメリットを紹介しています。

 

スポンサーリンク

 

 

【メリット】

1 同年代にはない海外経験が得られる

2 日本を俯瞰(ふかん)して見ることのできる目を養える

3 英語のみならず第三の言語を習得できる

 

このように3つの観点を挙げています。

 

1は先に挙がっている「海外就職が特殊な経験となるのは20代まで」と非常に関連が深いことです。同年代で出ている人が少ない中で、いち早く海外での経験を持ち、活かしたい分野に近づくという考え方であって、逆に言えば海外での就労経験を持つ人が増えてくる年代では、人財としての差別化は図れないということになります。

 

2は特殊なことで、海外に出たからこそ日本の色々な性質がわかるということ。日本のことを良くも悪くも様々な観点から考えることができるようになります。その理由は、比較対象ができるからだと筆者は考えています。

 

3は前述の「語学に関しても時間を割くなら絶対20代まで」にも関連しますが、語学習得は若い頃に行ったほうが圧倒的に効率が良いです。その上英語ネイティブ圏出ない場所で働けば、地域に特殊性を持つことができるだけでなく、その場所の言葉を話せるようになり、更に面白いスキルを身につけることができるのです。

 

f:id:overseasworking20s:20150522204211j:plain

 

 

【デメリット】

1 日本式のビジネスを学ぶことが難しい

2 これまでの人間関係を維持していくためにコストがかかる

3 安全・収入が日本にいた頃よりマイナスになる可能性がある

 

1は日本に帰って日本で大成したい!と考えている人にとっては熟考すべきデメリットです。日本式のビジネスは海外ではだいたい通用しませんし、これは日本が悪いということではなくどこの国であっても、A国の方法が全てB国でも通用するということはない、ということからも感覚的に理解できるかと思います。

 

2はもちろん日本にいませんから、同窓会や友達の結婚式なんかにも出席できません。やっぱりどうしても疎遠になる人間関係は増えていきますが、個人的にはそれでも繋がっていられる友人をこれからしっかりと大事にしていかないといけないな、と自戒しているところでもあります。

 

3は誤解を解きたかった点です。日本の一般的な賃金は世界的に見ても高い方です。物価が高い面も影響していますが、それでも手取りは海外から見ても大きいため、日本で働きたい!と考える外国人も少なくありません。そんな日本を飛び出して海外で働くわけですから、余程の実績が出せなければ日本での給与を大きく超えることはありません。アメリカンドリームなんてそうそうありません。これは強く言っておきます(笑)

 

何かを目指すステップか、
海外で生きていく決意があるなら新卒海外就職も十分「あり」

 

ここまで考えてきたところで、筆者が出したい結論は「その国、もしくは他国に移っていくことも含めて海外で生きていく決意がある」または「日本で何かしたいために、本当にいち早く海外経験が必要」な場合は、新卒での海外就職も十分に考えられる!ということです。

 

逆に言えば「とりあえずイメージがかっこいいから海外に行ってみるか」とか、「海外で生きていく決意なんてまだ持てない」という場合は日本で働く経験もとっても貴重なものです。筆者はこのブログで20代の海外就職論を発信していますが、20代全員が海外就職すべきなんて全く考えていません。

 

みんなそれぞれの向かう道の途中や、延長線上に海外就職があるのなら、絶対に成功させて欲しい!という想いから発信をしています。ですので、新卒で海外で働くことを考えている方はよーく自分と向き合って、将来のことを考えた上で決断していってもらえればと思います。そんな時にこの「20代の海外就職論!」が少しでも参考になれば幸いです!

 

今後新卒で海外就職をしている人たちにもインタビューを取っていきたいと考えています。もし関心がある方がいらっしゃいましたら、是非ご連絡くださいね!

 

スポンサーリンク

 

 

www.overseasworking20s.work