近年20代でも世界で挑戦したい!という日本人が増えています。W.W.Jのメンバーも例に漏れずその先駆けとなっている人たちばかりです。今回は特集記事として、盛り上がるセブ島留学の現場から世界就職を掲げてサービスを展開している「ジョブポット(JOBPOT)」を取材してきました。WWJ記事の転載でご紹介します。
海外就職といえば、以前は「手に職」系の技術職が多いイメージでした。実際に建築業やエネルギー系、飲食系などが多かったものの、最近では募集されている職種も多彩になり、かつ日系の海外就職エージェントも世界中に続々と登場してきています。また、海外就職を目指す方は海外留学や海外の英語学校を経て大学に進学するなど、その進路もまた、選択肢が広がっています。
そんな中で今盛り上がる「セブ島留学」の現場セブ島から、世界就職を目指す日本人を応援する「JOBPOT」というサービスがあります。今回はそのサービスをご紹介していきたいと思います!
ジョブポットの想い・サービス
主にセブの日系レストランなどにおいては、ほとんどの場所でポスターが貼られていることもあって、現地ではかなりの認知度を誇っている「JOBPOT」。「セブ発世界就職」をテーマに、もっと日本から世界で働く人を増やしたい!そんな気持ちで、WEBサイトを中心に世界の就職先を紹介しています。現在はフィリピン国内のみならず、周辺諸国の情報も掲載され始めており、セブ島をハブとして世界へ挑戦する基板が作られつつあります。
またイベント、交流会、セミナーなど、今まで海外就職や日本にあるグローバル企業への就職なんて考えたこともなかった人たちへ、その選択肢を与えるために、できることならなんでもやっていく!そんな勢いのあるサービス、これがジョブポットです。
前述のようにセブ島では、近年観光だけでなく留学事業が盛り上がりを見せていて、たくさんの若者がセブに訪れるようになりました。2015年現在、成田・関西・名古屋主要3空港から直行便が就航されておりアクセスも日本から容易であること、留学費用が格安であることなど、様々な良い条件が整っていると言えます。
これだけたくさんの日本人がセブ島に訪れて英語の習得を目指していてれば、自ずとその一部の方は「海外で就職したい、働いてみたい!」と考えるようになると思いますが、せっかくこのように海外就職に対するモチベーション、動機が生まれても実際にどうすればいいのかわからず、夢や熱意がしぼんでしまうのはとてももったいないと思います。そんな時にジョブポットのようなサービスがあると、日本見→セブ島留学→海外就職(世界週就職)というステップを上手く見つけることができますよね。
ジョブポットがセブに注目した理由
なぜ、世界就職をセブからなのか?ジョブポットが考える理由は大きく3つの理由があります。
1つ目は学べる場所ということです。前述のように今、多くの語学留学がセブに訪れており、2013年には2万人以上の日本人留学生がやってきたと言われています。また、日系企業も進出してきていて、インターンや、職業訓練など、学びの場所が多く提供されています。
2つ目は、環境です。フィリピンは日本と比べると発展途上国であり、そのため日本とは比べものにならないほど、環境が整っていません。道はガタガタ、停電はする、ネットも弱い・・・あげていけばキリがありません。だからこそ、その環境で生活すると、世界どこにいってもめげない免疫がつきます。とあるタイにある日系企業の方に話を伺ったところ「セブで1週間生活できたら、アジアどこに行っても対応できるよ」と、話をしてくれました。生活面ので、免疫もつけることができるのです。
3つ目、ジョブポットが最も強く発信している理由はフィリピン人のホスピタリティです。フィリピンはもちろん日本と違うので、ストレスやいらいら、いろんなマイナスなことがおきます。でも、フィリピン人の笑顔は素晴らしい!話をしてみてください!そのフィリピン人のホスピタリティに癒されることが、セブにいると多く感じます。やっぱり、人は人間と交流すうことで安らぎや、楽しさを感じます。それに、フィリピン人は日本人が大好きです。親日の国。これも大きな理由ですね。
ジョブポットが掲げる3つの理由は現地に滞在していたり留学に来たことがある方なら、きっとよくわかると思います。ライターのTakutoもセブに関わって既に5年ですが、非常に強くそのことを感じているようです。
運営者池田さんの想い
今回取材にご協力頂いたのは、JOBPOTのサービスをセブで運営されている「池田源成(イケダ ゲンセイ)さん」です。こちらの写真はフィリピン担当のライターTakutoが実際にお会いして撮影させていただきました。満点の笑顔ですね!!
【池田さんプロフィール】
1985年生まれ。香川県高松市育ち。四国学院大学卒業。21歳の時に大学を1年間休学し、フィリピン・ネグロス島にあるシリマン大学に語学留学。帰国後、大学を卒業。新卒にて地元の広告代理店の営業マンとして3年間過ごし、2012年、退社。同年、フィリピン・セブ島に移り、日本人向けフリーマガジンの発行など、日本人向けの総合コンサルを行うインフォポット(当時、ピナカポットディストリビューション)に就職。営業やコンサルの補佐を行い、海外就職支援事業「JOBPOT」をスタート。特技はどこでも寝られることと、病気をしないこと。
今回WWJの協力企業としてジョブポットに参画していただくに当たり、運営者の池田さんの想いをジョブポットサイトに掲載されているそのままでご紹介します。
「僕は、香川県という日本で一番面積の小さい県の出身です。香川で生まれ育ち、そして新卒で就職したのもこの香川県です。僕が就職を考えた時、その時の選択肢は「香川県で就職するか?」「大阪や東京など都会に出て就職するか?」大きく分けて、この2つでした。でも、今、僕はセブにいます。なぜ、日本で就職先を考えている時に、海外で働くという発想が無かったのか?それは、大きく1つの原因があります。「選択肢がない」ということ。そもそも海外就職という発想自体が無かったのです。これは不幸なことです。情報があり選択肢がある。選ばないのであればそれは個人の自由ですが、そもそも選択肢がないのなら、選ぶ以前の問題です。この経験から、多くの・・・いやすべての日本人に情報を提供し、選択肢をもってもらう。その手助けをしたい!その想いです。
田舎者が、フィリピンへの語学留学をきっかけに、日本での仕事辞め、今、セブで働いています。
そんな僕は、特別な人間なのでしょうか?決してそうとは思いません。大学も地方の弱小私立大学、新卒で働いた会社も創業6年目の小さいな広告代理店でした。じゃあ、なぜ僕が日本を出て、セブに働けるのか?それはひとつだけです。「選択肢」があったからです。大学の姉妹校にフィリピンの大学があり、それをきっかけに留学しました。ただそれだけです。特別なことはありません。選択肢があったら、選択でいた。それだけなんです。僕は、一般的な日本人男性でしかありません。でも、セブに来て2年間、楽しくおもいっきり仕事ができています。僕にもできたから、あなたにもできるはずなんです!だって、僕は何度も言いますが、よくいる一般的日本人男性だからです。」
今回取材をさせて頂き、池田さんの熱い思いがビシビシと伝わってきました。セブ島からの世界就職、海外での活躍を目指して飛び出していく日本人のをサポートすべく、日々奮闘しているジョブポット。サービスの魅力も去ることながら、池田さんの魅力的な人柄にも多くの日本人が賛同し、ジョブポットのサービスを後押ししているのだと思います。セブ島での留学を行っている方はもちろんのこと、セブにいらっしゃらなくてもまずはジョブポットのサービスを知って、実際に使ってみて頂ければ幸いです。
サービスやご登録はこちらから
最後に池田さんの考えるジョブポットの今後の展望を伺ったところ、「いろんな説明会や情報提供をしても、やっぱり日本人は動かない。もっと海外で働きながら生活するイメージができるよう、いろんな仕掛けをしていきたい!」とのことで、今後どういった形でサービスが発展していくのか本当に楽しみです。確かに「○○講演会」や、「☓☓講習会」「△△勉強会」などに足を運んでも、有益な情報を得ることができても、行動に移さなければ物事は変わっていきませんよね。やる気はあってもどうしたら良いかわからない。そんなもやもやした気持ちをジョブポットのサービスで打破できる機会がやってくることを期待してやみません。
また、8月には様々なイベントの開催が既に決定しており、その中には海外就職の中で最も候補に上がる業種の1つ「旅行業」大手のJTBフィリピンの方のお話を伺う機会がセブにやってくるそうですよ!WWJでも引き続き継続して取材をさせて頂く予定です!
世界に飛び立つ若者を応援する気持ちはジョブポットもW.W.Jも全く同じです。
これからもジョブポットの面白い情報があれば、本サイトでもご紹介していきたいと思います!
原文元:セブ発世界就職を掲げるジョブポットってどんなサービス?| W.W.J.world – http://wwj.world/