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英語習得【聞く】ステージ1:副音声を使って英語でテレビを見てみる

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こんにちは!タク(@taku0415)です。海外就職のための英語学習、今回は【聞く】のステージ1として、自分のリスニング能力をテストするために「副音声を使って英語でテレビを見てみる」をご紹介します。海外就職へ向けて、求人のレベルに合致するために英語を高めていく、弱点を知るための第一歩の方法です。

 

 

今回は英語の4技能の中で【聞く】について、自分がどのくらいのレベルなのか試す簡単な方法です。それは「副音声を使って英語でテレビを見てみる」ということです。誰でもできて、お金も追加でかかるわけではないので、とても気軽にトライできます。ですがもちろん「聞くだけではダメ」なわけなので、どうしたら【聞く】のスキルを測ったり高めたりするために副音声が使えるのかについて詳しくご紹介していきましょう。

 

【聞く】のスキルは【話す】と密接に関わっている

英語の4技能を上達させていく上で、特に海外就職に必要なのは?と考えた時、正直全てが必要です。そのため、どれか1つのスキルだけ卓越していて、他ができないという事のないようにまんべんなく上達することが一番の近道です。

 

得意不得意が大きく出ないように4技能を鍛えていくには、それぞれの技能が関連した強化法を使っていく必要があると筆者は考えています。今日のトピックである【聞く】は、話すことと密接に関わっています。もちろん、「話を聞く」わけで、「話を書く」や「話を読む」という動詞の使い方はしませんよね。聞くのは常に音になるので、耳が慣れていく必要があります。別記事【話す】の項目では、日本国内で英語を話す機会を得る方歩をご紹介しておりますので、以下の記事も参考にしてみてください。

 

 

 

英語による副音声はどの番組ても対応しているわけではない

日本のテレビ放送は日本人向けに提供されているので、主音声は日本語です。それは当たり前の話ですが、副音声を英語で対応している番組は、実はさほど多くありません。英語に対応している番組は、外国人の視聴がある可能性が高いものに絞られている事が多く、アニメか、ニュースがほとんどになっています。他にスポーツなども対応することがあります。

また、そもそも英語圏で放送されているものを日本語で放送している番組はかなりの確率でオリジナルの音声を聞くことができます。海外の放送局の映像を引っ張ってくることがあるオリンピックなども、ほとんど英語で試聴することが可能です。

 

NHKのニュース番組を副音声で聞いてみよう

 

では実際にステージ1として、【聞く】の力を試すにはどんな番組を見ればよいでしょうか。筆者がオススメしたいのはNHKのニュース番組です。様々な理由があるものの、大きく2つご紹介しておきます。

 

1 確実に副音声対応されている

前述の通りテレビ番組は全て英語の副音声があるわけではありません。そのため、思い立った時にはまず英語で聞くことのできる番組を探すことから始まります。しかし、NHKニュースであればまず間違いなく副音声がありますから、迷ったり探したりする手間がありません。

 

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フィリピンでも見れるNHK 青りんごを食べながら見ると海外風?

2 自分の生活に合わせた時間帯のニュースを選べる

NHKのニュースは早朝から正午、午後、夜は7時、9時、10時など、小刻みに時間が設定されています。様々な仕事や生活をされている方がいらっしゃいますから、「木曜日20時からのこの番組がオススメ!」ということになると、対応できない場合が出てきてしまいます。また、録画すると副音声を聞くことができないため、自分の日々の生活に合わせて無理なく組み込める時間のNHKニュースを使ってみるといいと思います。ただし、最近ではとても便利な機能を持ったレコーダーもあり、先に音声設定をしておくことで副音声を録画でも見ることができるようです。家にあれば説明書を読んでみてください!

 

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ポイントは「既に知っているニュース」を聞くこと

今回の「副音声を使って英語でテレビを見てみる」において、唯一にして最大のポイントは「既に知っているニュースを副音声で聞く」ことです。

 

全く知らないニュースを英語で聞いていると、NHKの場合は日本語の文字が出るためそちらに頼ってしまい、ニュースの内容を自然に知ろうとします。そして、「なんとなく聞けている!」と勘違いしてしまいます。毎日見るものですから、そもそも日本語の字幕やテロップを追う慣習が自分の中にあるのも、このような誤解をしてしまう原因です。だからといっていきなりBBCやCNNの英語だけの放送を見ても、なかなか聞き取ることは難しく挫折してしまいます。

 

こういったジレンマに陥らないために、事前にニュースを知っておくことが大切。そうすれば「ニュースを理解すること」ではなく、「知っている内容を英語で理解できるか」ということに注力できます。そうすると必然的に、トップニュースで報じられるような大きなニュースを使って聞くトレーニングをすることになるので、朝の新聞や昼間のニュース、携帯のYahooJapanなどで見られるニュースを日々読んでいることが基本になります。社会人であればこういった生活は自然にしていることが多いので、今日のニュースのおさらいを英語でやってみるようなイメージで、夜の数分を使ってみるわけです。

 

またニュースがとても良いトレーニング教材になるのは、1つ1つが短時間で区切らていることです。10分も英語を聞いていると、混乱して最初は全然理解できません。ニュースは長くても1分半程度で区切られます。集中してそのニュースだけを英語で聞いてみれば、聞けたか聞けないかはすぐに分かります。いくつかのニュースを英語で聞くことによって、「これは聞けた」「これは難しかった」と感じながら次々と進んでいくことができます。

ここで知っていて欲しいのは、聞けなかったからと言って価値がゼロということは絶対にありません。英語をただ聞くだけでもリズムや強調のタイミングを知らず知らずのうちに身につけることができます。しかしながら、よくある「聞き流すだけで英語が口から飛び出す!」というような商材は英語の雰囲気を感じ取るには良いかもしれませんが、それだけで喋れるようになることはないです。なぜならこの学習方法では単語数も増えないし、喋るトレーニングをしていないのに話せるはずがありません。今回の記事の冒頭でも書きましたが、英語の4技能はそれぞれが連動しています。ですので、技能ごとに特化して強化することなく、何事も関連付けて意味のあるやり方で取り組んでいくことをおすすめします。

 

今回は英語習得【聞く】のステージ1として「NHKで放送されている、既に知っているニュースを英語副音声で聞くトレーニング」についてご紹介しました。他3技能のステージ1と合わせて取り組んで頂き、まずは自分の英語レベルを体感してみてください!

 

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