ワタリドリ

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なぜ23歳で海外セブをを目指したのか?

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 マクタン島よりこんにちは、タクです。第3記事目となる今回は、各国からこのテーマで記事を発信してまいります。

「転職、起業、インターン、ワーホリ等を目指した理由」 

私たちは日本人で、日本で生まれ育ちながらにして何故日本を離れ、若くして海外で挑戦しているのか?その理由は個々で全く違うはずです。今回はそんなリアルなエピソードを赤裸々にご紹介できればと思います。

 

 

チームWWJのメンバーはイスラエルで起業したり、セブを経てオーストラリアで働いたり、東南アジアで旅の発信をしていたりと、本当に一般的な生活からかけ離れた挑戦をしている人ばかりです。正直、変わってます。でもそれぞれに理由があって今があるわけですよね。今回は筆者がなぜ海外への転職を行ったのか、今回はその辺りを発信していきたいと思います。

 

新卒で入った会社は最高だった

 

僕も例に漏れず23歳で新卒の会社を早々に退職し、海外を目指すことにしました。ちなみにここだけの話、WWJでイスラエルから発信しているアニとは、新卒で入社した企業の同期であります。自分は早々に辞めてしまいましたが、彼はもっと実績を残して退社しました。素晴らしいと思います。

 

そんなことはさておき、新卒で入社した会社は最高でした。筆者は新卒で大手教育企業に入社し、約1年間内定者として様々な経験を積むことができました。そもそも海外志向が強く、関連する部署の仕事を見学させていただく機会も頂くことができました。個人的に筆者が思うのは、「どんな人であっても、どんな会社であっても、初めてフルタイムで働くことになった会社のことは忘れない」ということです。なぜかと考えてみると、スタートが基本的には横一線で実力差というものは競うことができるフェアな環境に置かれているため、同期がいればまさに切磋琢磨できる環境がそこにはあるからです。

 

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バックグラウンドがいくらすごくても、入社したタイミングが同じなら基本的にはヨーイドンです。だからこそ人と人との絆は強く、今後もきっと助けあっていけるだろうなと感じられる仲間を得ることができます。筆者にとって今も最も財産だったと思うのはこの点で、それぞれの場で頑張る同期たちに日々触発され、自分も頑張らなければ!と思うことができます。そんないい環境でも、筆者はこのタイミングで海外で働くことを選択しました。それはなぜでしょうか。

 

日本以外の場所で働く経験を、若いうちに必ず得たいと思った

 

日本で働くということ、職業を全く選ばなければ今後もできる可能性は高い。筆者は常にそう思っています。一見当たり前のようなことを話しているようですが、働く場所をこだわるかどうか、というのは実は大きな個人差のあることだと思います。筆者の場合、正直世界のどこでもよく、場所よりは働くメンバーと、やっていることのほうがよっぽど気になるタイプです。その上で、海外で働くことを選んだ理由は、働くメンバーがほぼ全員外国人で、やっていることが今後のためになって、更におまけで場所が海外なら、人とは全く違う経験が完成する、と考えました。

 

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日本でも外国人と働くことはできるし、今後のためになる仕事もたくさんあります。でも、その純度を高めたいと思ったら海外に出たほうが良いです。全員外国人の社員と英語でバトルしたり、英文メールを数多く書くこと1つから次につながっています。更にお得なのは、退社するとオフィスの外は、海外!なんて楽しいんでしょう!(笑) オフィスを出ても日常生活の全てが英語です。こういった日々の生活が、、人とは大きく異なる経験値を毎日上積みしていくことになります。もちろん、日本でしっかりと働く経験も素晴らしいものです。筆者の場合は、海外で経験値を積み重ねるという別の方法のほうが好きだった、ということに過ぎないのかもしれません。

 

セブは物価も安く、英語が基本で、知っている土地だった

英語ネイティブ圏の欧米に比べ、若干英語のレベルは下がるものの、街中で英語が通じないということはほとんどないセブ。自分が適用できれば、言語の面でイライラする事はほとんどなく、むしろ教わることのほうが多いかもしれません。全編英語の映画を見ていて、劇場がドッと湧いた時、「ああ、この人たちは全員英語がこんなにわかるんだ!」と改めて感じることもあります。日々勉強であります。

 

また東南アジアなので、まだまだ日本よりも物価が安いのがここセブ。現地通貨「ペソ」は1ペソ=約2.7円換算です。例えばペットボトルの水500mlが15ペソ(約40円)だったり、米1キロ50ペソ(約135円)だったりと、生活費はありえないほど抑えることができます。ある程度の給与がもらえていればしっかりと貯金できるのも現実的に考えなければいけないことで、セブではそれを実現できています。

 

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更に筆者の場合は、2010年の学生時代にNGOを設立し、セブ島の貧困エリアでの支援活動を行ってきました。今年が2015年ですから断続的とはいえ既にセブ島に関わって5年目。海外への転職・初めて海外に長期間「住む」という挑戦をする上で、他の国の企業でも内定を頂きましたが、決め手の一つとなったのは土地勘があってある程度安心して移住できる自信があったセブでした。これは筆者ならではの特殊な理由だと思います。

 

このような様々な理由から、筆者は今セブで仕事をしています。海外生活を楽しみながら、日々の大半を過ごしている会社で素晴らしい経験をさせて頂いています。でも、海外であっても何年か経てば、今度は自分が与えられる人にならなければいけません。もっともっと精進して、ここに何か1つでも良いことを残せる人間になれればいいな!と思っています!

 

(倉田拓人/タク)